長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

2019年度第2回会員活動担当者交流会を開催しました

2020年3月2日(月)13時30分よりコープながの本部1階E会議室(長野市)第2回会員活動担当者交流会を開催し、コープながの、長野医療生協、東信医療生協、上伊那医療生協、高齢者生協、長野県労金、県連事務局より8名が出席しました。

冒頭、関専務理事より挨拶があり、交流会の議事を進行しました。

(1)長野県NPOセンターからユースリーチの紹介と懇談

・長野県NPOセンターの小林達也事務局次長をお招きして、長野県NPOセンターの高校生・大学生のユースリーチの活動について紹介を受け、今後の生活協同組合との可能は連携・協働について意見交換を行った。小林次長は会議終了まで同席して会議を傍聴しました。

・ユースリーチとは、長野の高校生や大学生が主体となり、「長野を少しずつもっと良くする!」をテーマに自己実現・仲間づくり・社会課題解決をつなぐ活動を3年前から始めています。長野市内に活動拠点をつくり、高校生の居場所として今後活動を広げていく予定です。高校生や大学生は地域の方との交流を求めています。ご協力をお願いしたいとのことでした。

(2)第1回会員活動担当者交流会の振り返り

・事務局より第1回交流会の報告を行い、確認しました。

(3)会員交流(2019年度の活動と2020年度に向けて)

・上伊那医療:健康チャレンジの取り組みから地域での協同組合間連携が生まれ、今後はJAと協力して地域での居場所づくりや健康づくり、子ども食堂、学習支援など模索中です。

・長野医療:被災地支援で2/11穂保での希望のつどいに参加。全体で70名参加のうち25名の健康チェックを実施。血圧計が水害で流された方や心配な方の参加もあり、開始1時間前から来場される方もいます。また2/17~18に仮設住宅を訪問しました。訪問に先立ち、各地区の区長さんに挨拶に行くと、区長さんも何かしなければと悩んでいるとのことで、健康チェックを含めた訪問活動を歓迎されました。今後も区長さんや社協とも連携して、健康チェックなどを継続して実施したいです。組合員からの被災者への募金は被災した組合員に一律配布することにしました。

・労金:資産形成セミナーをコープながのと共催で開催しました。託児サービスを利用してのご夫婦での参加が多く、コープながのと共催で企画することで、金融セミナーをより身近に感じてもらえました。セミナー後の質問も多く、終了時間ギリギリまで質問が続いていました。

・東信医療:1/29に東京都生協連の依頼で「信州まるごと健康チャレンジ」の取組報告に行ってきました。とても参考になると好評でした。会員経営では経営改善のため介護事業所を1つ閉鎖しました。健康チャレンジの学習会の取り組みで、地域での協同組合間連携が生まれています。今後、継続した会議の場を持つことを確認し、難関4回程度の定例会を予定しています。

・コープながの:県の出前講座を利用しての地域での防災学習会を開催しました。これはもっと他の生協さんにもお声がけすれば良かったです。今後も、生協間で連携してセミナーやワークショップを開催できれば良いと感じています。現在は新型コロナウィルス感染症対策で、当面3月末までの各種企画は中止としています。

・高齢協:集う場づくりを地域で進めています。台風19号では21名の組合員が被災し、見舞金を支給しました。今後テーマを持った活動の組み立てを考えています。

(4)協同連携活動の提案と協議 ~健康チャレンジ~

・事務局より、2019年度健康チャレンジの取組みのまとめ及び2020年度の計画素案について報告がありました。質疑応答を行いました。次年度の健康チャレンジのキックオフ学習会が7月9日(木)に、中澤桂一郎氏(歯科医)を講師に予定しているとの報告がありました。

・その他、県生協連より年間活動計画や関係団体との会議予定などの報告がありました。また、毎年開催していた「大学生協学生委員向けの県内生協体験ツアー」を今年は、大学生協と県内生協の交流会として開催する検討をしている旨、報告がありました。

(5)次回の会議日程

・2020年7月~8月に開催することとし、開催日程は今後事務局が調整をおこなう事としました。