長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

長野県協同組合フェスティバル2022第1回実行委員会が開催されました。

  • 2022/08/08

長野県協同組合フェスティバル2022第1回実行委員会が4月20日(火)15時00分からJAビル4階会議室にてハイブリット形式にて開催され、会議室に集まった実行委員とオンラインで参加する実行委員にて行われました。オンライン参加や事務局を含めて18名が出席しました。関事務局長(県生協連専務)が開会の挨拶を行い議事を進行しました。冒頭、関事務局長より、3年間の中止を経て今年度の実行委員会がスタートした。参加に感謝するとともに、本日は例年のフェスティバルの開催形態に捕らわれず、新しい視点での開催可能性に向けて、協議検討することを重点議題としたい。忌憚のない活発な議論をお願いしたい旨、発言があった。

◆会議内容・議題

  • 実行委員会の構成と実行委員会名簿の確認について

参加者が自己紹介を行い、一部変更や修正を行いました。今年度の実行委員会に県社協の山崎博之氏が参加することを確認しました。

  • 実行委員会の立ち上げの経過報告と実行委員会の名称と役割について

資料にそって事務局が説明を行い経過、名称、役割について全員で確認しました。

  • この間の経過と現状の整理について

事務局が資料にそって以下の内容を報告し確認しました。

・2012年国際協同組合年から協同組合連携と県民に広くアピールすることを目的にスタートしました。

・2018年まで7年間、毎年開催してきたが、2019年には台風災害で、2020年と2021年は新型コロナ感染拡大のために3年間中止を余儀なくされました。

・2021年3月の会議で、「協同組合フェスティバルは、協同組合間連携の貴重な事業であり、再開したい」、「集まらなくても協働や連携の事業は進めたい」、「SDGsの活動、貧困問題、フードドライブ、労協法の学習など、様々な視点で新しい事業を考えることも大切」などの意見が出されています。

・2022年の協同組合フェスティバルについては上記の経過を踏まえて、コロナ禍を前提とした企画の可能性を考えて、いくつかのケースを想定した資料を準備しました。

  • 今年度の協同組合フェスティバル(仮称)の方向性について
  • 今年度の協同組合フェスティバル(仮称)の開催計画概要(案)について

・事務局より今後の方向性と開催概要案及び資料について説明・報告があり協議を行いました。

・過去の開催概要として、広報・ステージ発表・ブース50個(活動報告、調理試食、物販など)・調理テント・ガス施設・電気配線・PA設備・ステージ司会・駐車場運営などで2000人~2500人の来場者数の規模

・過去の参加者特性は、協同組合の組合員が約85%、組合員でない(orわからない)人が約15%の構成

・2022年度案:今まで通りの企画概要で実施する。エムウェーブのエントランスで実施。

・2022年度案:トイーゴ(長野市生涯学習センター)の大会議室での著名人の記念講演会。

・2022年度案:同時期開催の「善光寺表参道秋まつり」とのコラボレーション企画として実施します。

・2022年度案:会場としてトイーゴ・セントラルスクエアも想定して仮押さえをしている(10/1,10/2頃)

・開催時期、開催規模、会場の確保などを考慮して、「善光寺表参道秋まつり」とのコラボレーション企画の可能性を検討するために、フェス事務局が秋まつり事務局のSBCと会議を行い、コラボレーション企画の打診と可能性を聞いてみた。結果、こちらが希望すれば、コラボレーション企画は可能との状況でした。

<上記の状況や情報を踏まえて、協議を行った>

・過去は比較的大規模だったね。サイズダウンした企画のイメージがまだできない。

・コロナの感染再拡大で準備をしても中止も可能性としてはある。オンライン企画にする選択も有る。

・感染が大幅に拡大すると、参加する人も心配にはなる。不特定多数の人を集めて、大規模に実施する企画はまだイメージできない。調理や試食などは実施せず、活動紹介や展示、一部販売程度で、小規模な企画なら可能性はあるかも。各組織とも連携して、フードドライブをリレー形式での開催も有る。

・大規模イベントは心配だが、他の企業も徐々にイベント実施し始めている。やる方向での協議は賛成。

・対面での試食や飲食がダメでも何とか実施の方法はないかと感じる。HP上でリンクを張り、外部に発信する企画ならできるのでは。リアル開催の場合は、感染予防対策の費用も必要と思う。

・善光寺の御開帳もあり、長野県内の感染状況が心配ではある。多くの人を密集・密接な会場に集めることはリスクもある。オンラインの企画や新聞広告による活動の発信も一つの方法ではないか?

・若い世代は今新聞は全く見ない。若い世代に向けては、新聞は効果がないと思います。

・森連でも安曇野市でふれあい市が2年間できていない。そういう中で、フェスティバルが実施できると活動を紹介できる貴重な場として嬉しい。今後自組織のイベント再開のヒントを得ることも期待している。企画の中では、もし体験のブースなども考えるなら、参加人数の制限や規模のコントロールが大切と思います。

・大規模規格での飲食はダメだと思う。恒例の対面での健康チェックの企画は、まだ実施できないと思います。健康チャレンジの発信など代替案で健康づくりを呼びかける機会になれば良いと思います。

・善光寺表参道秋まつりのイベントとのコラボレーション企画とする場合には、どのように「協同組合フェスティバルカラー」を表現できるかを工夫したら良いと思う。著名人の講演会は良い案だと思う。できれば、協働労働の活動紹介もしたい。

・県社協では2019年までは1000人規模で福祉大会を毎年実施していた。最近はふっころフェスティバルという企画をオンラインで2年間実施している。オンライン企画にすることで、ユーチューブ配信やアーカイブ配信を開始後も継続できる点が利点としてある。今もその時のフェスティバルの内容をずっと公開中です。若い世代の方には、以前よりもより発信力がアップしたと思う。また事前に準備しておくことで、様々な企画を合わせて配信できる点はリアル開催での弱点を克服できる強みであると思います。

・今年度の外部状況としては、お練りまつり、御柱まつり、善光寺ご開帳の実施。4月の長野マラソン、6月の大人の文化祭などは実施される。オンライン企画の利点もあるが、協同組合の外部の方に知らせるなら、セントラルスクエアなどを会場にする事で、一般の通行人や県民へのアピールの可能性はより大きくなる。

以上のような意見がだされました。

【今後の方向性】 本日の実行委員から寄せられた意見を元に、企画開催概要の案を準備します。 企画開催概要は、協同組合間連携や他の関係団体との連携・協働を意識し、各関係団体の活動を広く発信できる内容を考える。リアルとオンラインのハイブリッド形式での開催を模索し、次年度につながる企画となるように考えてみる。 規模としては無理をしない規模とし、イメージとしてはサイズダウンするが、ハイブリッド形式の利点を発揮して、発信力としてはより広く発信できるものを目指す。コロナ禍でも安心して準備、運営ができ、参加の層が広がる「新しい協同組合フェスティバル」をめざします。
  • 今後の会議日程と内容

次回実行委員会日程:5月16日(月)14時30分~ オンライン開催とする。

★注意:当初14時00分開始とお伝えしておりましたが、事情により14時30分開始となります。

次回会議では、具体的な開催プランを提案して、実行委員会で開催概要を協議検討します。

                   以 上