10月4日(土)に、山口県生協連の副会長を始め、会員生協の役職員と山口県農業協同組合中央会、山口県農業協同組合のみなさま10名が長野県生協連の活動を知ること、長野県協同組合フェスティバル2025の視察を目的にお見えになられました。山口県生協連からの参加者に合わせて、長野県生協連から豊田副会長、田島副会長をはじめ、長野医療生協井出吉人専務理事、長野県労働者共済生協吉岡光久専務理事、コープながの丸山辰明理事長と県生協連の太田会長を含めた9名が出席しました。
ホテルメトロポリタン長野12階コメットの間にて、16時から開催された活動交流会は、冒頭太田会長理事が歓迎の挨拶を行い、山口県生協連の篠原正樹副会長理事(山口県共済生協専務理事)のご挨拶をいただいて始まりました。
活動交流では、事前に要望をいただいていた「長野県協同組合フェスティバルの取り組み」「生協間連帯や協同組合間連携の取り組み」を中心に幅広い活動内容について交流をしました。4分冊の資料に基づき長野県生協連が中谷事務局長が報告を行い、質疑応答をするという形で交流しました。
活動報告ではIYC2012をきっかけに協同組合フェスティバルが始まったこと、医療生協が中心に行ってきた健康チャレンジの取り組みを協同組合連絡会の活動として位置付けて継続してきた「信州まるごと健康チャレンジ」の取り組み経過や長野県協同組合連絡会の総会資料に沿って昨年度の活動紹介と説明をさせていただきました。
他団体と連携した活動の紹介として、長野県社会福祉協議会との包括連携協定を締結するに至った流れとして、2017年から始まった県域内の災害中間支援組織(長野災害時支援ネットワーク)づくりの活動や令和元年の東日本台風災害の被災者支援の活動などの活動を積み重ねて、相互理解と信頼関係の構築につながり、2022年に包括連携協定を結ぶことになった経緯をお話しました。
長野県消費者団体連絡協議会の活動の紹介や、県生協連の各種研修会や学習会、理事長・専務理事懇談会、上期研修会や下期研修会、参加対象をJAやNPOにも広げた「ファシリテーション講座」などの紹介を行いました。質疑応答の中では、実行委員会を立ち上げて進めているフェスティバルや健康チャレンジの事務局負担や「ファシリテーション講座」への関心が高く、多くの質問をいただきました。
その後、コープながの、長野医療生協、長野県労働者共済生協、長野県内の大学生協などの活動を、長野県からの参加者からそれぞれご持参いただいた資料に沿ってご説明をいただきました。また、山口県の生協についてもご持参いただいた冊子に沿ってご紹介をいただき、相互の交流を深め合いました。その後、同会場にて懇親交流会が行われ有意義な活動交流となりました。
翌日は10時から開催された「長野県協同組合フェスティバル2025」の会場にお越しいただき、自由に見学をいただき、フェスティバルをお楽しみいただきました。(写真は上から、活動交流の様子、山口県生協連の篠原正樹副会長の挨拶、長野県協同組合フェスティバルの様子です)