長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

地域生協と大学生協との交流会を開催!

  • 2023/01/06

9月22日(木)14時00分から、信州大学松本キャンパスにおいて、地域生協と大学生協との交流会が開催され、17名が参加しました。内訳は、コープながのからは3名の組合員LPAさんを含めて5名、大学生協からは4名の学生委員を含めて9名、コープ共済連1名、大学生協共済連1名、県生協連1名です。

開会にあたり主催者を代表して県生協連の関根副会長(信州大学生協専務理事)のあいさつがあり、信大生協の紹介もお話しいただきました。

前半の部(30分)では、事務局より昨年からの地域生協と大学生協の連携活動の経過説明があり、その後、交流会の目的として「地域生協と大学生協の連携・協働の活動をより充実したものにするための相互理解と交流」を目的に開催した旨の説明がありました。次に、資料に沿って、コープながのの報告、大学生協共済連の報告があり、昨年からの取り組み状況を共有しました。

後半の部(90分)は、二つのグループに分かれて、ワークショップ形式で交流と意見交換を行いました。

ワーク1として、自己紹介と我が家の「お袋の味」、今の気持ちを共有しました。ワーク2では、仕送り額・アルバイト代・家賃について共有しながら交流しました。現在の学生生活の状況をイメージすることができました。ワーク3では、参加者のみなさんに事前に視聴してきていただいた昨年度のオンラインセミナーの動画についての感想や意見交流を行いました。「こういう事を卒業前に知ることは大切」、「学生が自分事として見られるのか?」、「タイトルが目を引かない」、「目を背けがちなことを指摘してくれた」、「年金とか急に来ると焦る」、「ローンのワードをタイトルにも入れて」、「リボ払いは注意したい」、「給与明細は全員が知っておくべき」、「悪徳商法・103万・ブラックバイト・奨学金返済」、「初任給額と手取り額の違い」など、実際の視聴しての感想や受け止めを共有しました。

ワーク4では、もっとこんな内容も、もっとこうしたら、もっと伝えるにはどうしたら良いか?をみんなで考えました。「オンデマンドよりもリアルタイム・ライブ配信の方が見てくれる」、「就活講座の一コマとして」、「『切り抜き』を作る」、「卒業生向けだけじゃなく、進級生向けにもDMを送っています。何かできるかも!」、「アンケート方式(景品あり)」、「学生が匿名でも質問できる相談会」、「就活案内+お金の話を一気に紹介」、「拡散にはやっぱり、SNSかな」、「ツイッターやインスタなら拡散できるかも」、「学生と一緒にシナリオ作りは」、「メルマガ⇒動画も紹介」など、本当に沢山の意見やアイディアを交流しました。

参加者の感想としては、学生委員からは「社会人になるに当たって、知ってほしいことが相当あるんだなという印象で、大学生にとってはとても有益な情報なので、LPAさんの思いを伝えられるように、と強く感じた」、「多くの情報は、社会人になり慌てて知るより、またトラブルに会ってから知るより、事前知識として新入生や就活生などに知らせることが大事と感じた」、「学生の意見を伝えられた、と同時に『壁』もあると感じた。今後、一緒に協力できたらと思う」、「LPAさんと学生の認識の差を感じたと同時に、とても大切な情報であるので、伝え方を工夫すればとても良いものができると感じた」。またLPAさんからは「学生さんのアイディアやご意見がいっぱい聞けて良い機会だった。『切り抜き』からオンデマンドへ、大きなヒントになりそう」、「作成側と視聴する側のズレがある。学生さんの感じ方、発信の仕方、びっくりする案をいただき、参考になった」、「学生さんの生きることへの真剣さが嬉しかった。若者のスピード感に驚きで、対応するのは大変かもしれないけど、大事だなぁと思った」などの声が出されました。

 初企画でしたが、本当にお互いにとってとても良い機会になりました。また、今後の連携・協働の活動への多くのヒントを共有することができた交流会になりました。