長野県協同組合連絡会では、秋に実施した「信州まるごと健康チャレンジ2018」の結果報告と運動教室を内容とした学習会を2月~3月にかけて県内4会場にて開催し、中信会場20人、東信会場70人、南信会場53人、北信会場59人で、合計202人の参加がありました。
第1部では、信州まるごと健康チャレンジ2018の結果報告を行いました。約60万世帯に参加を呼び掛けて実施した健康チャレンジの実施報告ハガキの結果を、松本大学の人間健康学部の田邉愛子先生に集計分析をして頂き、まとめを報告しました。参加者の年代は60代~70代の世代が多く、実施コースでは「運動」を選んだ人が一番多かったです。また、複数のコースを選んだ方は「運動」+もう一つ選んだ人が多かったです。平均達成率は90.5%で、健康チャレンジに参加したみなさんの意欲や積極的な姿勢が表れていました。
第2部は、松本大学人間健康学部スポーツ健康学科田邉ゼミの学生のみなさんが講師となり、「フレイル予防を含めて、効果的な運動実践の教室」を開催していただきました。学生講師のみなさんはとても明るく元気が良く、説明を聞いているだけで受講者も自然と笑顔になり元気をもらえる雰囲気で運動教室は始まりました。初めに「フレイル」の説明やセルフチェックがありました。セルフチェックでは5つのチェック項目を見て、多くの参加者から該当するとの声が聴かれました。講師の学生さんからは早くに治療や予防を始めれば、元の元気な状態に戻りますから、一緒に運動始めましょう!と呼びかけがありました。時間の都合もあり、ウォーキングのポイントを聞き、その後、「スクワット」、「つま先上げ」、「背伸び」、「座位での上体起こし」、「脚横上げ」、「膝伸ばしや膝曲げ運動」などを行いました。会場内いっぱいに何度も笑いが沸き起こり笑顔があふれていました。学習会参加者には、日ごろ意識しない筋肉を使ったので、心地良い疲れが残っていました。
【参加者の声】
・つらい運動がとても楽しくできました。家でも続けたいです。
・説明がとても上手で大学生とは思えない堂々とした指導でした。
・今後も楽しみながら「貯筋」を続けていきたいです。
・椅子に座っていてもいろんな運動ができることを教えてもらえました。
・必要と分かっていても今日のような場に来ないとできない。とても良い時間で体操後はスッキリしました。