8月5日(土)14時より東信医療生協上田生協診療所のデイケア「絹の里」(上田市)において、県生協連介護福祉部会主催の研修会「働く仲間の力をひきだす魔法の質問」が開催されました。4会員生協・県生協連を含め23名が参加しました。
研修会は冒頭、県生協連の牛澤専務理事の開会挨拶の後、東信医療生協の山下千夏介護部長の進行で始まり、交流分析士インストラクターの宮崎実紀先生を講師にお迎えして行われました。
研修会は参加者にいくつかの「質問」をなげかけ、個々に質問に対する自分の答えをワークシートに記入し、参加者同士で交流しながら進められました。人は一日に6000回の問いをし、人に問いを投げかけることで行動が生まれる。良い問いは良い行動につながるとのことでした。
最初の「問い」は【研修会後、どうなっていたら最高ですか?】=ゴールの設定。次に【同じところはどこですか?】=共通項を探す=チームワークアップ。【最近うまくいっていることは何ですか?】=ネガティブ思考からポジティブな思考に。【言われてうれしい言葉は何ですか?】+【互いに褒めまくり!】=潜在意識に働きかけ、自己肯定感をアップ。【シャンパンタワーの法則、今の自分のグラスを書く】=今の自分を知る。【未来質問&小さな一歩は何ですか?】、【今日のあなたの学びは何ですか?】などでした。また「何でできないの?」との問いからは「だって・・・・言い訳」しか生まれないこと、逆に「どのようにしたら?」との問いからは「アイディアや解決策」が引き出せるなどのお話がありました。
参加者からは「自分が変わることに邁進したい。そして一人ひとりが変わろうとする組織を目指して頑張りたい。」、「人生が現在より、より豊かになるように感じました。幸せになる時間がもて、こうして自分が変わることがまわりが変わって行く一歩になればと思いました」、「自分を見つめることを忘れていた自分に気づいた。自分が満たされなければ、全てを満たすことはできない。自分の時間を意識してつくろうと思った。」、「質問が尋問にならないように、子どもに接していくトレーニングをしていきたい。」、「仲間とのコミュニケーションの必要性、そのためにやるべきこと(心の扉を開く)とても分かりやすく楽しい研修でした。自分自身を見直す機会にもなりました」」などの声をいただきました。とても分かりやすく、職場の他の方にも是非聞かせたいとの感想が多く聞かれました。