長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

消団連

第47回長野県消費者大会開催

11月21日(火)、ホテルメトロポリタン長野にて「第47回長野県消費者大会」が開催され、「考えてみよう、私たちのくらしと消費スタイル」をテーマに、県下各地より139人が参加しました。

冒頭、縣美智子副会長より開会の挨拶、鵜飼照喜会長より主催者挨拶の後、来賓の長野県県民文化部青木弘部長よりご挨拶をいただきました。

長野県消団連の牛澤高志事務局長が県消団連の取り組み報告を行いました。長野県内の消費者問題として「長野県消費生活基本計画の推進と消団連・消費者団体の役割」、「適格消費者団体を目指すながの消費者支援ネットワークの設立」、「レジ袋削減課題」について報告しました。また全国課題として1.食品表示(原産国表示等)、2.エネルギー料金自由化の流れ、3.機能性食品の増加といわゆる健康食品問題、4.持続可能な社会の実現・環境問題など紹介しました。

特別講演では立教大学21世紀社会デザイン研究科教授の萩原なつ子氏に「考えてみよう、私たちのくらしと消費スタイル」をテーマにご講演いただき、午後からは講師をファシリテーターにワールドカフェ形式のグループワークが行われました。

特別講演は消費者教育や消費者の権利と責任を歴史の流れの中でわかりやすく説明され、「ひとりひとりの小さな政策決定(暮らし方)が持続可能な社会を形成する切り札(PSR)」と話されました。消費者として学び知ることの大切さ、そして責任をもって行動することの意味などいろいろな事例を交えてお話いただきました。午後のグループワークでは「持続可能な社会ってどんな社会」を共有し、明日から取り組める具体的なアイディアを考え、全グループが発表しました。