9月19日(火)塩尻市市民交流センターエンパーク(塩尻市)、9月21日(木)JA長野県ビル(長野市)において、県生協連食堂売店部会主催の研修会「働く仲間の力をひきだす魔法の質問」が開催されました。両会場合わせて、5会員生協・県生協連を含め延べ18名が参加しました。
この研修会は交流分析インストラクターの宮﨑美紀先生にお願いして昨年開催して大変好評だったことから会員生協からの要望に応えて企画されました。
研修会は参加者にいくつかの「質問」をなげかけ、個々に質問に対する自分の答えをワークシートに記入し、参加者同士で交流しながら進められました。人は一日に6000回の問いをしており、良い問いはアイディアや積極性を引き出す。また良い問いは良い行動につながるとのことでした。
最初の「問い」は【研修会後、どうなっていたら最高ですか?】=ゴールの設定。次に【同じところはどこですか?】=共通項を探す=チームワークアップ。【最近うまくいっていることは何ですか?】=ネガティブ思考からポジティブな思考に。【言われてうれしい言葉は何ですか?】+【互いに褒めまくり!】=潜在意識に働きかけ、自己肯定幹をアップ。【シャンパンタワーの法則、今の自分のグラスを書く】=今の自分を知る。【未来質問&小さな一歩は何ですか?】、【今日のあなたの学びは何ですか?】などでした。また「何でできないの?」との問いからは「だって・・・・」と言い訳しか生まれないこと、逆に「どのようにしたら?」との問いからは「アイディアや解決策」が引き出せるなどのお話がありました。
参加者からは「言葉の使い方次第で、自分も相手も変われると思いました。今だけでなく、少し先の未来を創造して行動したいと思いました。」「尋問ではなく効果的な質問を心掛けたい、嬉しい言葉をかけられるようにしたい」、「普段、無意識に尋問をしていることに気づきました。職場でも良い質問や良い点を褒めるコミュニケーションを意識したいと感じました。」、「相手と過去は変えられないということ、尋問と効果的な質問の違いは良くわかりましたが、実際に効果的な質問ができるかどうかは難しいと思いました。」、などの感想が聞かれました。