長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

長野県高齢者生活協同組合第17回通常総代会が開催されました

6月20日(土)10時より松本勤労者福祉センターにおいて長野県高齢者生活協同組合第17回通常総代会が開催されました。

総代会に先立ちあいさつに立った市川理事長は自身が中学生の時に当時の社会科教師から憲法の話を聞いた時のことを今でも鮮明に思い出すとして、現在の「戦争立法」に対して断固阻止する必要があると訴えました。

議案提案は新井専務理事が行い、新井専務はその中で、各地区で地域の寄り場作りとしてサロン活動が進んだこと、北信、東信で仕事おこしや地域福祉を視点としたシンポジウムを開催した事、またつくしの里の施設移転が急遽決まったことにより、その資金調達のため組合員に協力金の呼びかけを行い730万円の資金提供があった事などが報告されました。また事業面では一部で経営改善の施設があるものの全体としては利用の伸び悩みがあり予算を下回る実績となった事などが報告されました。2015年度は引き続き寄り場・サロン作りを進め、介護事業の改革、仕事起こしでの新規プロジェクト立上げなどを進めていく、との方針が示されました。また来年は高齢者生協の20周年となることから記念事業を検討している事、高齢者生協の正式名はそのままに愛称を募集することなどが報告されました。

討論では各地区の組合員から施設の取り組み状況が報告され、続いて行われた採決では定数110名、実出席76名、書面議決23名の参加の中、圧倒的多数の賛成で全議案が可決成立し、総代会は午後1時に終了しました。