1月24日(水)13時00分よりJA長野県ビル12階A会議室(長野市)において、協同組合職員交流集会~長野県版「もし…だったら」動画作成~が開催されました。各構成団体より30人、事務局を含め41人が参加しました。
冒頭、司会の長野県生協連の中谷隆秀事務局長が進行し、長野県森林組合連合会の林信一次長が開会挨拶を、労協ながのの青木健代表理事が主催者挨拶を行いました。
はじめにJC総研の副主任研究員の阿高あや氏が、「いま、なぜ協同組合なのか~長野県版「もし…だったら」動画作成にあたって~」と題して基調講演を行いました。講演の中で、協同組合の役割や価値について学ぶとともに、今年度は動画作成の目的や意味についてもお話していただき、世界中で協同組合の認知向上を図る「グローバル協同組合キャンペーン」が2015年11月から開始され、「なぜ(why)協同組合なのか」を重点に訴えていくこととなり、「もし…だったら」と題するビデオを雛形に基づき世界中で作り、ソーシャルメディアを通じて発信していく活動が行われています。今回はこの取組に賛同し、「なぜ協同組合なのか」を訴えること、「長野県の協同組合」をPRすることを目的に長野県版「もし…だったら」を作成するとのことでした。
基調講演の後、グループ作業に入り、各自が自己紹介とともに、準備してきたシーンと写真を紹介し、各テーマに分類し、共有しました。6つのグループがそれぞれ4つのシーンを選抜して模造紙にまとめて、最後に全員の前で発表しました。信州らしさあふれる素敵なシーンが24シーン出そろいました。
講師兼ファシリテーターの阿高氏は、グループ作業の中に信州らしさを感じた、この作業は各自が持ち寄ったものを互いに理解し共有したうえで、みんなで考えて合意を形成していくプロセスに大きな意味がある。互いの説明に耳を傾け、緩やかに合意を作る信州らしい風土や文化を感じたと話されました。
最後に、長野県労働金庫の営業統括部の原田亮次長代理が閉会挨拶を行いました。この動画はこの後、事務局により各シーンをまとめて完成をさせることになりました。学習会・グループワークによる動画作成の後は、休憩を挟み親睦交流会が行われ参加者が親睦を深めました。