松本大学 田邉愛子准教授
松本大学 田邉ゼミ生の皆さん コグニサイズ(認知運動治療法) 実践動画
3月9日(月)、長野県協同組合連絡会(実行委員会)主催による「健康チャレンジ結果報告の学習会」がオンラインで開催されました。県内各地から約63名が参加し、今年度の輝かしい成果と各地のユニークな取り組みを共有し、笑いあり、学びあり、そして運動ありの充実した時間となりました。
■ 数字で見る「健康チャレンジ2025」
プログラム①では、松本大学の田邉愛子准教授より、過去7年間の状況も踏まえて、参加人数、男女比、年齢構成、実績日数状況と達成率等、今年度の特徴をわかりやすく報告いただきました。参加状況では、北信地域が1,177名と最多でしたが、南信地域の伸びが参加人数増加の底上げとなりました。また、北信・東信では10代の参加者が伸びました。人気のチャレンジ目標は「運動習慣」「バランスの良い食事」となっていますが、コロナ化を経て「誰かとおしゃべり」が増えているなどチャレンジ目標の変化につても報告がありました。
■ 各地の熱い活動報告!4つの会員生協が登壇 プログラム②では、地域に根ざした4つの事例が紹介されました。
【長野医療生協】世代を超えた取り組みの広がり
令和7年内閣府「エイジレスライフ実践事例」を受賞!
昨年度、実践報告のあった運動教室の取り組みが、参加者の生きがいや地域づくりに貢献していることが評価されました。この運動教室は長野医療生協の班会として2017年より行われています。
子どもたちも一緒にチャレンジ!
須坂市の「豊洲児童クラブ」では、2017年から継続し毎年30~40名の児童が参加しています。「誰かとおしゃべり」など一人ひとり目標を選び、先生方の毎日の声掛けもあり、みんなで目標達成を目指しました。長野医療生協では独自に参加賞を用意しました。
【東信医療生協】学校・クラス単位での「団結力」
53名の児童が挑戦!青木小学校の取り組み
一時は参加者の減少という課題もありましたが、今年は2年生と4年生の53名が参加となり、4年生のクラスでは、みんなで話しやあい「よく噛んで食べる」というクラス目標を設定し取り組みました。東信医療生協では子どもたちが継続できるようにシールを用意ました。子どもたちかは、「一回も給食を食べ残さなかった、また来年もやってほしい」などの感想がありました。東信医療生協では参加賞として手作りの猫の小物を用意しました。
連携が鍵!
報告者の坂井さんは、継続が大事でそのためには「学校側との緊密な連携」と「集団で取り組む一体感」が、子どもたちのモチベーション維持に不可欠であることを強調されました。
【上伊那医療生協】「一生現役」を支える地域班の絆
平均年齢79.73歳の快進撃!
富方支部いやし班の19名が、60日間のロングランチャレンジを完走しました。最高齢層に近い世代でありながら、「記録することで健康を管理する重要性」を肌で感じたとの報告がありました。
「次もやりたい!」の輪
活動終了後には、参加者から「来年も絶対にやりたい」という前向きな声が続出。地域コミュニティがフレイル予防の最前線になっている姿が報告されました。
【コープながの】「ベジチェック(野菜摂取量測定)」やBDHQなど、科学的な食習慣把握を推進。
数字で「見える化」する食生活
組合員向けに、習慣を可視化する「BDHQ(食生活習慣チェック)」や、手のひらをかざすだけで野菜摂取量が分かる「ベジチェック」を実施。
ヘルシーコープの積極活用
測定して終わりではなく、「ヘルシーコープ」による情報提供を組み合わせることで、具体的な改善アクション(あと一皿の野菜!)へ繋げる仕組みづくりを推進しています。
実践報告を受けて、田邉先生より、学校や児童クラブへの参加の働きかけが10代の参加者が増えたことや南信地域での参加者の増加の裏付けを知ることができ、皆さまのご苦労にを知ることができ、来年も継続的に解析していきたいとのコメントをいただきました。
■ 脳と体をフル回転!フレイル予防の実践教室~「みなさん、これできますか?一緒にやってみましょう!」
プログラム③では、座学を飛び出し、全員で「コグニサイズ(認知運動療法)」に挑戦しました。 ドキドキの「記憶力テスト」からスタート。手足をバラバラに動かす連動運動で脳を刺激。「椅子の立ち上がりテスト」で脚力をチェック。最後には記憶力の自身の成果を「8つ以上(◎!)」「5〜7つ(〇)」「4つ以下(△)」の3段階で自己評価。参加者の皆さんは、画面越しに楽しみながら、自身の健康状態を客観的に把握する機会となりました。