2021年1月26日(火)JA長野ビル南側入り口にてJA長野中央会、食とみどり・水を守る長野県民会議、長野県生活協同組合連合会の主催によるアジア・アフリカ支援米・国際協力田米合同発送式が開催されました。
国際協力田運動は国際的な食糧支援活動で、県内のJA、生産者、小学校・幼稚園、住民ボランティア、労働団体、生協等の協力も得ながら栽培・収穫したお米を毎年1月に食糧難にあえぐアフリカのマリ共和国に贈っています。2020年で23年目を迎えた長野県内での取り組みは、「食とみどり、水を守る長野県民会議」の取り組みとして3,337.3kgの収穫、JAグループでは6JAと連合長野で28団体の参加があり、2,957.7kgの収穫となり、合計で7,295kgの支援米をマリ共和国に向けて送り出すことができました。
国際協力田運動は、お米の生産を通じて食料の多くを輸入に頼っている日本の食生活が、世界の食糧生産事情や飢餓の発生と密接に結びついている事実を考えるきっかけにもなっています。
発送式では、JA長野中央会の武重正史専務理事、食とみどり・水を守る長野県民会議の荒井武志会長より主催者挨拶がありました。
例年発送式に参加している若穂幼稚園の園児さんや協力してくれた学校からはマリ共和国へのメッセージのポスターが紹介されました。日本各地から集められた支援米をマリ共和国へ届ける役割を担うNPO「マザーランド・アカデミー・インターナショナル」代表の村上章子氏からのメッセージが披露され、取組に参加した皆さんのメッセージ書き込みの後、記念撮影を行い、トラックに積み込みをして支援米を送り出しました。