2024年10月7日(月)10時00分より、長野県連合婦人会館会議室にて長野県消団連第6回幹事会を開催し、幹事9名、監事1名、事務局2名が出席しました。10時00分になり幹事会の冒頭、農林水産省関東農政局との懇談会が開催されました。その後土屋信一事務局長が幹事会の開会を宣言し、鵜飼照喜会長があいさつ後、議事を進行しました。
■農林水産省関東農政局との懇談会(10:00~11:40)
「食料安全保障を始め日本の食料事情」と「みどりの食料システム戦略」のテーマで、懇談会を行いました。関東農政局からは、企画調整室室長の龍孝文氏、消費生活課長の柏谷広樹氏、企画調整室室長補佐の千代勝美氏、企画調整室係長の稲葉清春氏、消費生活課専門官の原房子氏の5名をお迎えし、県消団連からは幹事と構成団体からの参加希望者を含め20名が参加をしました。二つのテーマでの報告が約75分間行われ、その後質疑応答の時間となりました。以下のような多くの質問が出されました。
・今年のコメ不足についてどう考えているか?6月時点の在庫量の今年実績と来年予測はどうか?
・農業労働者の減少の原因をどう考えるのか?人口減少と同列の議論にはならないと思う。
・農業者の平均年齢は70代だが、10年後の農業人口は確保できると考えているのか?
・現在の国の農政は間違っている。国民の食を守っているとは到底言えないと思う。政策の転換を求めます。
・食料自給率の課題については、目標数値と達成年数を明確にした計画を持ってほしい。
・農業の実態、農業従事者の実態に目を向けた農政への転換、所得補償の実施などをして欲しい。
・農産物の価格設定のあり方と農業者の生活保障のあり方を、農政の課題と据えた政策転換を希望します。
それぞれの質問や意見に対して、回答をいただき、不測の部分については後日ご回答いただくということで、懇談時間を超過したので、終了となりました。
■幹事会 内容(11:45~12:00)
会場整理を行い、鵜飼会長のあいさつ後、鵜飼会長が議長となり議事を進行しました。
1.協議事項
協議事項はなし
2.報告事項
⇒県の資料に沿って説明した。ながの消費者支援ネットワーク内でも集約について意見提出の動きがあるとの報告がありました。県消団連としては、次回11月の幹事会にて、くらし安全・消費生活課より説明をお聞きして、懇談を行うこととしました。また、ながネットの中島弁護士に参加を呼び掛けるという提案があり、了承されました。
⇒県消団連からの出席の要請があり、新井副会長を出席者として報告することとしました。
3.情報提供
4.次回以降の日程
2024年11月11日(月)10:00~12:00 ※県消費生活センターの集約についての説明会があるので、10時00分開始となります。