11月18日(火)13時よりホテルメトロポリタン長野(長野市)において、防災学習会を開催しました。8会員生協の役職員と生協連役職員を含め15名が参加しました。
前半の学習会では、東京都生協連組織課長の荒井伸幸氏より「東京都生協連の取り組みについて」と題して講演をいただき、東京都生協連と東京都との物資協定と連絡会議の内容、東京都災害ボランティアセンター設置と伊豆大島土砂災害被災地支援の活動、コープ災害ボランティアネットワークの取り組みなど具体的な活動内容や今日までの取り組みの経過などをお聞きすることができました。東京都生協連の役割や普段からの他団体とのネットワークの大切さなど今後の長野県生協連の活動に参考になるお話でした。
後半の学習会では、各会員生協から事前アンケートでお寄せいただいた2014年の2月の豪雪災害対応事例と7月の豪雨災害対応事例の交流を行いました。各会員生協が今年発生した災害にどのように対応し、どんなことに悩み、どういう備えを検討しているのか、リアルな内容を交流し合い、互いに参考になる内容や刺激になる取り組みがありました。
最後に事務局から「状況判断のための情報収集のツール」や松本大学での防災士の講座開講について情報提供がありました。次年度以降は長野県が現在すすめている災害発生時の被害想定規模や被害想定に基づく防災計画などを学び、県生協連の防災計画に活かしていくとの報告がありました。
参加者からは「東京都生協連の行政や他団体との連携を取りながら、独自の取り組みをすすめている点が印象的でした」、「人材育成計画とその実施が重要」、「他団体との普段のつながりが大切だと感じた」「社会福祉協議会や行政の担当者とのつながりが大切ですね」などの声が寄せられました。また、「状況判断のための情報収集のツールは大変参考になった」などの感想をいただきました。