6月7日午後1時から長野県高校教育会館大会議室を会場に長野県高等学校生活協同組合の第57回通常総代会が開催されました。
議案審議に先立ち、講演会「東日本大震災から5年の福島」と題して福島農民連のメンバーでNPO法人「野馬土」代表三浦広志さんより5年前の発災、原発事故から5年間の体験が語られました。報告後の質疑で「福島から長野に避難して長野の農業高校に通っている生徒がいる。将来福島で農業をしたいと希望をもっているがどのような見通しか」「長野の支援でできることは何か」といった質問が出され「福島で農業をしたいということであればぜひうちを紹介してほしい、また支援は何よりも繰り返し福島を訪れ、現状を知っていただくこと」などの回答がありました。
総代会議案質疑では委任状、書面議決含めて96名の参加で開会が宣言され、細尾理事長の挨拶に続き中島専務理事より議案提案が行われました。質疑では「低金利時代となっており出資配当1%の継続性は大丈夫か」といった質問があり、中島専務より「現在の経営状態が続くのであれば当面は継続できる」との回答がありました。その後の採決で全ての議案が賛成多数で確認され、総代会は午後3時に終了しました。