6月26日午前10時より長野市若里市民文化ホールを会場に長野医療生活協同組合第61回通常総代会が開催されました。
総代会には定数263名に対し書面出席69を含め262名の総代が参加し、また本年度の新入職員も大勢傍聴する中で開会されました。
花岡理事長の挨拶に続き議案の提案が谷口専務より行われました。谷口専務はこの中で、医療関係では医師・看護師が慢性的に不足する中でも中央病院の医療内容の周知を進め、入院患者数の増加や7対1看護水準の2か月間の達成などの成果を上げ、稲里クリニックでの累積赤字解消、前年差3億4千万円の事業収益増加となった事。介護事業では過去最大の介護報酬引き下げにより厳しい事業運営となったものの介護サービス第3者評価において「質の高い事業所」認定を受け、集中減算を回避できたこと、医療介護とも利用者の満足度評価では高い評価をいただいた事、その結果として経常剰余段階では前年に比べ赤字を大幅に縮小し、特別利益も加えた当期剰余金は黒字となった事などが報告されました。
病院長である山本理事からは医師不足の現状やその原因、今後の対応について報告されました。
議案審議では、千曲市での診療所開設要望や脱退組合員の理由や対策、通院バスの要望など活発な意見が出されました。
討論のまとめの後採決に入り、全議案が賛成多数で採択され、総代会は午後3時30分に終了しました。