2019年核兵器廃絶国民平和大行進が「核兵器のない世界」の実現を目指して実施されています。1958年にたった一人から歩き始めた平和行進は今年【2020年・被爆75年へ:非核・平和の日本、核兵器のない世界のための共同し、ともに歩こう】をテーマに、実施されています。今年は、5月6日に北海道の礼文島を出発し、スタートしました。多くの国と地域から「核兵器のない世界」を求める人々の声が大きく広がっている中で、国民平和大行進は全国各地から広島・長崎に向け、平和と核兵器廃絶を願いながら誰もが参加できる行動として61年間続いています。今年は6月28日に新潟県から引き継ぎ、県内を縦断して7月5日群馬県へ、7月10日山梨県へ引き継がれます。
7月2日(火)には、長野県庁前にて出発式が行われ、宮田弘則県教組委員長が主催者あいさつ、根橋幸夫長野県国際課長の激励のあいさつ、また長野県議会議長の激励のメッセージの紹介があり、非核平和行進実行委員会からも連帯の挨拶が行われました。その後、県生協連 関佳之専務理事が、SDGsの取り組みの広がりと合わせて、全世界の持続可能な取り組みをすべて無にする「核兵器」の脅威と無意味さを訴え、国連をはじめ国際社会に訴えるヒバクシャ国際署名の取り組みを紹介し、核兵器廃絶を共に進める立場から激励の挨拶を行いました。全国通し行進者矢部常次さんの決意表明がありました。長野県生協連からはペナント協力も行いました。
県庁前の出発式終了後、集会参加者全員で沿道の市民や通行される方々に平和と核兵器廃絶を訴えながら行進しました。