活動報告

介護福祉交流会を開催しました

介護福祉部会は7月6日（木）、長野医療生協グループホームれんげそう（長野市）において介護福祉交流会を開催し、5会員生協の介護事業所からサービス提供責任者、ホームヘルパーなど22名が参加しました。　はじめに丸橋健一部会長（長野医療生協介護部長）が開会挨拶を行い、長野中央介護センターつるがの小野和裕氏（調理師）から「よくある食材での調理講習会」を調理実演と共に講習がありました。利用者の台所によくある野菜・鶏肉・魚から、短時間で効率よく煮る・焼くメニューを味のバリエーションを加えながら、約50分間でデザートを含め7品の調理を紹介いただきました。野菜の茹で調理による時間短縮やとろみ調味材、だし調味料の効果的利用法など実践的な調理方法の講習は、参加者から大好評でした。

続いて3つのグループに分かれて「有資格者が行うヘルパーの意味」「私たちがこれからできること」をテーマに交流と討議が行われました。介護現場で働く職員の有資格要件が徐々に廃止されようとする中で、有資格者が介護を行う重要性や意味を自ら考え、これから介護職に就こうとする人たちにヘルパーとしてのやりがい、職種としての魅力をどのように伝えるか、をめぐって活発な交流がありました。経験年数や働く事業所を超えて、利用者と真摯に向き合う姿勢や共通する悩みの交流ができ、実り多い交流会となりました。