下伊那郡阿智村には、何か所も花桃の見どころがあり、場所を移しながら4月中旬から5月中旬頃まで鑑賞を楽しむことができます。赤と白、ピンクと木によって色が異なり、中には紅白の花を咲かせている木もあります。
ハナモモ(花桃)は、福沢桃介(福沢諭吉の娘婿)が、ドイツの花桃を見かけ、その美しさに魅せられ3本の苗を購入し、木曽の発電所庭に植えたのが始まりだそうです。
伊那谷と木曽谷を結ぶ国道256号線は「はなもも街道」と呼ばれ、飯田IC周辺から、水引の里、天竜峡、伊那谷道中、阿智村(駒場、昼神温泉、月川温 泉)、清内路を通り南木曽町(富貴畑温泉、南木曽温泉、妻籠宿)までの街道沿いに数千本の花桃が植えられているそうです。近くには満蒙開拓平和記念館もあります。(小松)