生協連がお送りするフォトブログです。随時更新中!
付近には20近くもモコモコした土の盛り上がりがある。
うちの近所の畑にも、モグラ対策用の木製やペットボトルで作った風車がカタカタと回っているが、田んぼのアゼなどに開けられると水田に水が溜まらず、農家の方は大変な目にあうと聞く。
肉食性のモグラは、食べ物のほとんどがミミズで1日に60匹も捕まえるとのこと。
野菜などの根を食い荒らす昆虫の幼虫やさなぎも食べるそうだ。
ミミズがいる土地は土質が良く、そのミミズなどを食べるモグラがいるという事は、その土地が良いという証拠だとも。しかし、農家の方々にとっては厄介な動物なのだろう。自然の豊かさと農業の営みとの関係は奥が深い。(土屋)
耕運機やトラクターを動かす風景が多く見られるようになり、それに合わせたように春の雨が降った。
しばらく地面に水分をしみ込ませた雨があがると、濃い雲間から日の光がもれて見える。レンブラント光だ。
天使の階段とも言う。オランダ絵画の巨匠で光の画家と呼ばれるレンブラントが、影の濃さとの対比で神々しいような光を使っていることから言われるようになったらしい。芽吹きの季節とあいまって、自然の荘厳さを感じさせる一瞬だった。(土屋)
昔は、なずなを使って音を出す遊びをした。ハート型の実を指でつまんで、茎からはがさずに下へ少し引き下ろす。他の実も引き下ろしてから茎を持って軸を中心にぐるぐる回すと、実同士が当たって「ちゃりちゃり」と小さな音が出るのだ。
実の形からの三味線草や、ぺんぺん草という別名もあり、大根や蕪と同じアブラナ科とのこと。
「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ」と春の七草の名前はリズム感で覚えたが、七草粥をまだ食べたことがない。
いわれや風習にはそれぞれ深い意味があるのだろうから、そういったものが自然と後世へ伝えられればいいと思う。
「ぺんぺん草も生えない」という言い方はともかく、「あなたに私のすべてをささげる」という花言葉には、なずなのイメージを一変させられた。(土屋)
ペンギンやペリカン、珍しい猿など見た後、ニホンザルの猿山に行くと皆が身体を寄せ合ってひなたぼっこしていた。風には冷たさがあるが、日の当たる場所にだんごのように寄り添って、毛づくろいなどをしている姿が微笑ましい。
最近は、各動物園が様々な取り組みを工夫して動物たちの生態を伝え、入園者が増えているという。 飼育や管理を担当する方々の動物たちへの愛情と、入園者に対する心配りや行き届いたサービスが人を惹きつけているのだろう。
動物たちのしぐさを見るおもしろさ、楽しさと同時に、非日常の癒される空間でもある。
今度は、須坂市動物園のアカカンガルーの「ハッチ」の家族に会いに行きたいな。(土屋)
桜前線が北上し、南信の飯田などではソメイヨシノが満開という報道もあったが、時折冷たい風が通る安曇野では、満開までもう少し日にちがかかりそうだ。
例年4月から5月にかけて山の雪が融けはじめると、常念岳では常念坊とも常念和尚とも言われる雪形(残雪模様:黒い山肌がお坊さんの形に見える)が現れるという。
全国の山々にも様々な雪形の話があり、昔は田起こしや田植えなどの農作業の始まりを決める暦代わりにしたらしい。
朝、明るくなるのが早くなったと思っていたが、春の田起こしが終わった田んぼに来る鳥たちの声も大きくなった気がする。水ぬるむ季節になった。(土屋)
子どものころから道ばたや田畑の畦、空き地などでいつも見ていたおなじみの花だ。
群生して咲くと、遠目にも薄い青紫色の花弁が色鮮やかで、日なたで見ることが多いせいか「春になったなあ」と知らせてくれる花でもある。
瑠璃色、スカイブルー、淡青色という花の青い色を好む人も多く、「星の瞳」という別名もあるという。
小さな花であることも含め、本来の名前よりは別名の方がぴったりという気がする。
花言葉は「信頼」「神聖」「清らか」「忠実」。(土屋)
様々な話に感銘を受けたが、中でもクリキンディという名のハチドリについての民話の話が印象に残った。
森の火事の時に、逃げる動物の中でクリキンディというハチドリだけが、口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落とし続けたという内容だ。そんな一滴で何になると笑う動物たちに「私は、私にできることをしているだけ」と答えたという、先住民に伝わる物語である。
既にISO14001などを取得している生協もあるし、保有車のアイドリングストップの徹底や、長野日本無線生協のように売店でレジ袋を出さない生協もある。コープながのの店舗でも募金方式の有料化でレジ袋削減を行う。
組合員による、地球環境を守るための様々な環境の取り組みも積み重ねられてきた。
クリキンディのような皆の一滴一滴で、世の中が変わっていくはずだと思う。(土屋)