JR長野駅の新幹線改札のそばに、「是より善光寺参道 十八丁」の碑がある。
「一丁」は約100メートル超とのことで、碑の隣に説明版が立てかけられ、明治21年(1888年)に新潟県の直江津と長野の間に信越線が開通した際、長野駅の設置場所として善光寺から十八丁(約1.8キロ)の場所に駅舎を建築したという由来が書かれている。善光寺の街という基本構想の中で、距離が決まったのだそうだ。
今年、善光寺は4月5日~5月31日の57日間にわたって、7年に一度の善光寺前立本尊御開帳が行われる。長野駅から善光寺までの十八丁を歩いてお参りされる善男善女も多いのだろう。(土屋)