レッサーパンダは、匂いをかぎながら敷地内をグルグルと巡回し、新しい竹にお尻を擦り付けてマーキング。近くによると結構な大きさの県獣日本カモシカは、じっとしたまま動かない。フラミンゴの鳴き声は低くて、鳥の中ではダミ声かな。「森の人」オランウータンは麻袋のベッドで丸まり、たぬきは身を寄せ合っていた。大きなインド象は、ゆっくりと同じ動作を繰り返し続けて、ちょっぴり悲しそう。ふれあい広場で大勢の子ども達が、恐る恐るモルモットやウサギを抱っこして、やさしく頭や背中をなでている。動物園は、いつ行っても新しい表情を見せてくれるのがうれしい。(土屋)