生協連がお送りするフォトブログです。随時更新中!
大人たちが「御輿(みこし)」を組み立てて担ぎ棒に紅白の布を巻き、区内の子ども達が担ぐのである。
町内にはいくつもの区があり、町中の「子どもみこし」が集まって、真夏日の暑さも吹き飛ばす掛け声の威勢良さだ。おみこしを担ぐ子、大きな祭りうちわを仰ぐ子、歳の小さな子は御輿から伸びる紅白の綱を持って、「わっしょい、わっしょい」と声を出す。
祭りは、村や町で五穀豊穣や無病息災などを季節季節で願ったり祈ったりし、人と地域の濃密なコミニュケーションを作ってきたのだと思う。ひたすら疲れたが、子ども達の笑顔を見ることができたのと、同じ区内の親と話す機会ができて大変良い一日となった。(土屋)
じゃがいもは、保存がきいて煮ものなどの和食からサラダ、ポテトフライなど料理全般に使われるナス科ナス属のおなじみの食べ物。江戸時代にオランダ人によって長崎に持ち込まれた時、ジャカルタ(インドネシアの首都)がなまってジャガイモと呼ばれるようになったいわれは、多くの人が覚えている話だ。
明治期の北海道の開拓が盛んだったころ、函館の川田男爵という人がアメリカから導入して広めた「男爵薯(だんしゃくいも)」と呼ばれる種類が今でも多く生産されているという。
じゃがいもの栄養価は高く、たくさん含まれているビタミンCは、でんぷんに包まれているため熱にも壊れにくいとのこと。また、ビタミンB1、B6も含み、ミネラルではカリウムや鉄を含んでいるほか、食物繊維も豊富で、ドイツやロシアなどでは日本の米のように主食だとか。(土屋)
夏の風物詩として観賞用に育てている人も多い。ムクロジ科のつる性1年草で、原産地の熱帯では多年草とのこと。
夏の暑さの中で、ほうずきに似た緑色の風船のような実が揺れると涼しげに見える。秋になると殆んどの実は茶色くなり、茶花として珍重されるという。指で実を押すとポンと音がして割れ、中には小さな黒っぽいところに白いハート型の模様が入った種が出てくる。花言葉は、「ふくらむ夢」「多忙」(土屋)
長野県でもビワを植えている家は多く、ほうっておくと7~8mの大きさに成長するという。バラ科の常緑高木で中国原産。実はもちろん美味しいが、葉に薬用成分が多いとのことで、最近では美容・健康にお茶などのコマーシャルが目立つように思う。
つるっと皮をむいて、果汁したたる実を口に入れると自然な甘みが広がる。意外と種が大きく、土に埋めてほうっておくとすぐに芽が出てくるほど強い植物だ。おりしも、洞爺湖サミットの最中だが、温暖化によってリンゴ栽培が高地化したり、ビワが日本の中部以北でも栽培されるようになったりするのはゴメンだ。(土屋)