長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

消団連

第49回長野県消費者大会開催!

消費者大会の会場の様子

県民文化部 増田隆志部長の挨拶

立教大学 萩原なつ子教授の講演

11月29日(金)、ホテルメルパルク長野にて「第49回長野県消費者大会」が開催され、「えん力で地域力UP!~多様な主体がつくりだす円、縁、援、Enが地域を変える~」をテーマに、県下各地より101人が参加しました。

冒頭、鵜飼照喜会長より主催者挨拶の後、来賓の長野県県民文化部増田隆志部長よりご挨拶をいただきました。

長野県消団連の関佳之事務局長が県消団連の活動を中心に基調報告を行いました。長野県消団連の課題として、「第2次消費生活基本計画とSDGs」、「消費者行政懇談会」、「ながの消費者支援ネットワークの取り組み」などについて報告しました。

続いて立教大学21世紀社会デザイン研究科教授の萩原なつ子氏に特別講演をしていただきました。萩原先生をお迎えして3年目となる今年の講演では、今までの振り返りも含めて、消費者教育や消費者の権利を振り返り、SDGs持続可能な開発目標の理念や意味、そして消費者である私たち一人一人に求められる行動まで具体的にお話いただきました。私たちの暮らし方(消費生活の選択)は自分たちだけが豊かになるための暮らしではなく、全世界が、また100年後の子や孫が豊かに生きることができるものになっているか?との投げかけを受け、自分事として受け止め考える大切さをお話いただきました。午後からは萩原先生をファシリテーターにワールドカフェ形式のグループワークが行われました。事務局が昨年の大会の流れを考慮し事前に6つのテーマの資料を配布し、各グループで話し合いたいテーマを決めて始めました。参加者同士で、どうしてこのテーマで話したいのかを共有しました。例えば、「安心して歳を重ねることができる地域」というテーマなら、そのためには何があればよいのか?グループで出しあい、それを実行するためにはどうしたら良いかを話し合いました。最後に、それでは、自分自身が明日からできることは何かを考え合いました。まとめの全体セッションでは全グループから発表を行い互いに共有して終了しました。