長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

国際協力田支援米合同発送式、記念講演会が開催されました

生産者メッセージが書かれた国際協力田支援米と生産者の皆さん

NPOマザーランド アカデミー インターナショナル記念講演

牛澤専務理事挨拶

2018年1月16日(火)JA長野ビル南側入り口にてJA長野中央会、食とみどり・水を守る長野県民会議、食と農と環境を育むネットワークの主催によるアジア・アフリカ支援米・国際協力田米合同発送式が開催されました。国際協力田運動は国際的な食糧支援活動で、県内のJA、生産者、小学校・幼稚園、住民ボランティア、労働団体、生協等の協力も得ながら栽培・収穫したお米を、毎年1月に食糧難にあえぐアフリカのマリ共和国に贈っています。2017年は長野県内12箇所の国際協力田で833人の参加者により育てられ、収穫された4,510kgのお米を合わせ、合計8,005kgのお米がマリ共和国に向けて出発しました。国際協力田運動は、お米の生産を通じて食料の多くを輸入に頼っている日本の食生活が、世界の食糧生産事情や飢餓の発生と密接に結びついている事実を考えるきっかけにもなっています。

発送式では、JA長野中央会の春日十三男専務理事、食とみどり・水を守る長野県民会議の竹内久幸議長、長野県生協連牛澤高志専務理事より主催者挨拶がありました。

生産者を代表してJA信州諏訪、横山里山の会会長井上英夫氏から取組の報告とマリ共和国へのメッセージが披露され、取組に参加した若穂幼稚園の皆さんのメッセージ書き込みの後、支援米を送り出しました。

発送式の後、日本各地から寄せられた支援米をマリ共和国へ届ける役割を担う、NPO「マザーランド・アカデミー・インターナショナル」村上章子氏、スザンヌ・スタイナー氏の記念講演がありました。