長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

介護福祉部会で福祉クラブ生協と㈱あおいけあを視察!

11月6日(水)、7日(木)の2日間、県生協連介護福祉部会県外視察が行われ、長野医療生協、上伊那医療生協、東信医療生協、長野県高齢者生協、生活クラブ生協長野、事務局から12名が参加し、神奈川県の福祉クラブ生活協同組合と㈱あおいけあを視察し懇談をしました。

6日には福祉クラブ生協の本部がある「きらり港北」に伺いました。「きらり港北」は事業主体は福祉クラブ生協ですが、運営はワーカーズコレクティブ(以下W.Coと略)が行います。生活クラブ生協から生まれた福祉事業を行う生協なので、食材の共同購入も行っていて生協の経営を支えています。懇談では兒玉英憲専務理事からは、福祉クラブ生協が設立された背景や組織についてお話を伺い、大場英美理事長からは福祉クラブ生協運営と特徴点や今年で30周年を迎える歩みについて詳しくお話していただきました。

福祉クラブ生協をご紹介いただいた神奈川県生協連の石田昌美統括マネージャーからは、神奈川まるごと健康づくりの取り組みについて進捗報告や取り組みの意味についてお話をいただきました。

7日には、㈱あおいけあを訪問して、視察を行いました。代表取締役社長の加藤忠相氏からは、当時25歳の素人が手探りで始めた施設ですとお話になり、その後、介護保険法を知っていますか?介護施設は利用者の介護度を下げるまたは維持することに役立っていなければダメ。「ケア」とは「気にかける」こと。その人の力を引き出す関わり方が大切。相手が大切にしていることを大切にする姿勢が必要。自立とは沢山の命綱を作ってあげること。一つのつながりが途切れても複数の支えを得て、その人らしく生活できる状態を作ることが自立につながる。介護人材の質が低下しているというが、良い介護職員とはどういう人か?採用する人、管理する人がそのことを日常的に語れないと、良い介護人材は育たない。良い人材を育てるために、一番大切なことは、採用する人の採用基準と「良い人材像」をしっかりと語れることです、とお話されました。

介護の仕事で大事にしていることは、利用者に元気になってもらうこと、次は現状維持を目指し、悪化させないこと、そして、最後まで寄り添う事で、やってはいけないことは、悪くするお手伝いは絶対にやってはいけないとのこと、すなわち、利用者さんができることを介護職がやってしまうのはNGだそうです。お茶くみなどもだそうです。人は失敗した時に成長するものだから、定例のマニュアルは作らず、自分で考えてどうすれば利用者との信頼関係が生まれるか、共感が生まれるか、常に考えて行動することを求めているとお話されていました。施設内で過ごしている利用者さんの行動や表情を見ていると、加藤さんがお話されていることがそのまま表れていて、とても説得力があり、良い視察研修になりました。